忍者ブログ
花の擬人化を扱った創作企画用ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

510さんに丸投げしたりゅうトリ告白文の続きを書いてもらいました!



話を少し前に戻しましょう。

小雨が降る、寒い日の朝――トリ子は、ふーちゃんのお店へ行っていました。

「ふぇー、この朝食セットすごく美味しいです!温まりますねっ」

「あ、ありがとうございます」

「ところで最近、瓢箪さんとは上手くいってるんですか?」

突然の質問に慌てて顔を赤く染めるふーさんを見て、ちゃんと覚えておいて朝顔さんに報告しないとと気合を入れます。すると、ふーさんが口を開き、何か思い出した!と言う顔で一言。

「逆に聞きますけれど、竜舌蘭さんとはどういう関係なんですか…?」

「まゅぇ、片思いですー」

質問に質問で答えたかと思うと、ふーさんは急に首を傾げました。

やかんが沸騰したらすぐに対応出来る位置に立ちながら、戸惑いつつ話しかけます。

「あれ…付き合ってないんですか?」

「えー、そうなの?」

「はい。って!あーちゃんまでいつの間にやらですよ!」

「日本語おかしくなってるよー」

今度はトリ子が赤くなる番だったようです。

付き合うってあれですよね。買い物に付き合うとか剣で突き合うとかではなくって、ですよね。

「じゃあ告白しちゃいなよ!」「きっと大丈夫、ですよ?」

「あどぅぇい?!」

彼氏持ちのお2人さんが言うのですから、本当なのでしょう。

「りぇい、そういえば、遊園地に誘われてるんです…」

「それはデートですね」「デートだよ!」

しばらく3人で計画を練ってから、その日はそれぞれの場所へ帰りました。

「上手くいきますように!お願いしますね、ハマボウフウさん」

***

――そして、今に至ります。

きっとトリ子の顔は、熟れたスイカより赤いのでしょう。心臓がいつになく元気です。

まずは床に膝を付けるのを止めてもらおうと、そう決心します。でも、答えない限り立ち上がる事はないという決意が伝わってきます。

どうすれば良いんですか。ふーさん、あーちゃん!なんて叫んでも返事は来ません。

竜くんがトリ子より先に告白して、両想いだったんですねと安心しながら大きく息を吸いました。

「と、トリ子も!今日同じ事を言おうと思ってました」

「!!」

差し出されていた手を握ると、じんわりと温かさが伝わって来ます。赤くなっていたのはトリ子だけではありませんでした。むしろ竜くんの方が緊張して、潔癖症でも床に膝を着けているのだから当たり前なのでしょう。

「いままでトリ子が変な事を言っても、竜くんは真剣に聞いてくれました。一緒に考えてくれました。

いつでも気がつくと、竜くんを見ていたんですよ?」

なんだか返事と関係ない事を口走ってしまいました。それでも――じっと耳を傾けてくれていて。気がつくと一緒にしゃがんでいました。

「だから、大丈夫です。えっと、許可しますよ!トリ子も、竜くんの事がっ大好きです」

「…ッ!ありがとう、ありがとうございます…!」

「だから、二度と目の前に現れないなんて悲しい事言っちゃダメなのです。一緒に居て下さい!」

そう言った瞬間、竜くんは涙を流しながら頷いてくれました。

そして地上に到着して、観覧車の係員さんがしゃがんでいる状況に驚いて、先ほど蹴飛ばされた竜くんの顔を見て更に驚いた顔をしたので、2人で謝りましたよ。

***

閉園の音楽が流れ始めた頃、ようやくトリ子も落ち着いて来ました。

「そろそろ閉園ですねー」

「そうだな」

ゆらゆらと先ほど、おみやげショップで買ったペアルックのキーホルダーを目の前で揺らします。

「楽しかったか…?」

不安そうにこちらを窺う竜くんに、即答しました。

「とっても楽しかったです。また来たいですよ!」

「それは良かった」

ホッとした所で、トリ子はネタ晴らしをする事にしました。

「じゃじゃん。これを見てください!」

「アルコールスプレー?」

「不特定多数の人が出入りする場所でしたから、座席からセーフティーバーまで全部にかけておきました!床もキレイにしたので安心して下さいねっ」

「…ははっ」

それを聞いた竜くんは、しばらくトリ子に感謝の言葉を伝えていました。

***

次の日。

「うぇい、おはようございます!」

「おはよう」

竜くんはいつもの時間に小屋に来てくれました。

「あの害虫さんをやっつけて下さいー」

「どこだ」

「あそこです!」

ビシッと指差すのは、素早く動く黒光りする物体。

「…確かに害虫だな」

「そうなんです。あの子だけはダメなんですよー!」

竜くんが近くにあった木の棒でベシリ、と叩くとそれはコロリとひっくり返った。

「ありがとうございます、竜くん」

「また出るかも知れないし…ホウ酸団子でも買うか」

「じゃあ今日は、ホームセンターまでデートですっ」

「デート?!」

また赤くなった竜くんと、そっと手をつなぐと握り返してくれて。

そのまま一緒に山を下りて行きました。

***



本当にありがとうございました!!嬉しさのあまりパソコンの前でしばらく震えてました←
トリ子ちゃんの優しさにときめきを隠せずいます!これからもよろしくお願いしますヽ(´▽`)/

PR
COMMENT
name
title
text
color   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
mail
URL
pass
secret
PREV ←  HOME  → NEXT
Copyright (C) 2017 はなまるっ All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫 Template Design by kaie
忍者ブログ [PR]