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花の擬人化を扱った創作企画用ブログ
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カサモチ様より小説
オオイヌノフグリ、竜舌蘭



 自分は人見知りで引っ込み思案、加えて消極的です。
 初めて会話する相手と目も合わせることすら出来ない、はっきり言って情けないと思う。
 けれど、私は恵まれているのか(テッセンさん曰く私の能力が影響しているとかないとか)周りには気さくで優しい人ばかりだ。みんな優しい、親切だ。
 おかげでこんな私でも徐々に…ではあるが、人付き合いが少しずつ出来るようになったと思う。
 ……思っていたんだけど。
 
 がらっと料亭の戸が開く音がして、いつも通りカウンターから(私的精一杯)元気な挨拶をするために口を開け。
「いらっしゃいま――」
 眉間に皺を寄せた顔を見た瞬間全ての機能が停止した私に、冷たい目線をくれた彼はコンテナを床に置いた。そして伝票(おそらく瓢箪さんの手書き)をカウンターに置くと、自分の仕事は終わったとばかりに店から出ていこうとしていた。
「あ…ま、まって!」
 
 実はここ最近、とゆうより週一でお酒を届けてくれる彼に私はお礼や労いの言葉を掛けられた例がなかった。当然、重いお酒を運んでくれているとゆうのに(此方がお金を払っているとはいえ)「お疲れ様。」すら言えないのは人として、いえ自分が申し訳ないと常々思っていたのだ。
彼を呼び止め、今日こそはと私は口を開く。
「―――。」「……」「―――。」「……」「―――…。」
 な に こ れ 怖 い。
 別にそう教えられたわけでも無いけれども、人を見かけで判断するのは良くない。良くない。良くないけど。
「……おい」
「ひいぃっ!」
怖いものは怖いんです。
「おい。何なんだ」
「ご、ご、ごめんなさいぃ!」
「おい。オオイヌノフグリ」
「ひぃいいい」
「何故泣く!?」
 キッと睨まれ、大きな声を出されて。その瞬間私はふらっと、気が遠くなるのを感じた。
――あどえー。竜君はとても優しくってかっこいいんです!
 そうやって素敵な笑顔で教えてくれたトリ子ちゃん。
ごめんなさい。私は絶対彼と仲良くなれません。
(なる勇気もないかも…)



共通の知り合いに、友達がいるにも関わらず仲良くなれない二人\(;゚∇゚)/
優しいトリ子ちゃん、ふーちゃん申し訳ないです…が、ぶれてない竜舌蘭(^q^)
男の子sideと合わせて読めるこのお得感!カサモチさんありがとうございます!!
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