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花の擬人化を扱った創作企画用ブログ
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カサモチ様よりイラストと小説



kasa_003_01


≪楽屋にて≫

「おぉ、今回は赤ずきんをやるらしいの」

「そのようだね。お前さんも何かやるのかい?」

「わしは語り部らしいが…いらんじゃろこの役割」

「ははっ。まぁまぁ子供たちのままごとに付き合っているとでも思えばいいさ」

「そうゆう朝顔、お前さんは楽しそうじゃのぅ…」

「こうゆう劇はやったことがないからね。あっしも少し楽しみなんだよ」

「まぁ、気持ちはわかるが…」

「さて、そろそろ準備しようか (頭巾被る)」


「ちょっとまて」


「ん? どうしたんだい瓢箪」

「お前がやるのか!?」

「おや? 言ってなかったかな?」

「さすがに厳しいじゃろうがいろいろと!」

「まぁ、子供たちに頼まれちゃあねぇ」

「それは断わっていい」

「んー? 衣装はどこだったかな?」

「衣装って最初のポマトが着ていたやつか!? 無茶するないい年で!」

「それじゃあ、お前さんが代わりにやってくれるかい?」

どうしてそうなる。 わしの方がもっといい年じゃ!」

「いい年の基準がわからないねぇ……。まぁ、そう言うと他の面子はねぇ…」

「面子?」


≪現在楽屋待機中≫
・エリカ
・仙人掌
・昼顔
・芍薬
・きゅうり(男)
・鈴蘭



「……、……」

「お前さん今、『あ。わしが一番似合う』って思ってないかい?」

思いたくもなるわ ポマトはどうした!?」

「あぁ、あの子は一回衣装を着て満足してしまってね。 どうせなら可愛い子にやらせたいって言ったんだよ」

「それでどうしてこうなった」

「お。時間的にまずいねぇ…着替えようか」

「だからやるなーー!」








【真っ赤な頭巾と大きなお口☆】




むかしむかし、あるところに女の子がいました。
女の子は森に住んでいるおばあさんからもらった赤いずきんが大好きで、いつもかぶっていました。
そんな女の子を周りは 『赤ずきん』 と呼んでいました。

kasa_003_02

「結局わしかーー!!」



なお、この話は原作者および団体とは一切関係のないフェクションです。



「今更!?」



赤ずきんちゃんは本名を 『ルーシー』 といいましたが、違和感があるのでみんな赤頭巾ちゃんと呼んでいました。



「そんな理由!?」



ある日、お母さんが言いました。



「……語り部だれじゃ?」



お母さんが言いました(大事な事なので二回言いました)。



「こっち見ろ」
「どうしてそんなに飾りっ気がないんだ!」
「お母さん仙人掌!?」 



どうやら森に住んでいるおばあちゃんが病気になってしまったようです。
お母さんは赤頭巾にケーキとワインをバスケットに入れて持たせました。



「頭巾の縁はレースをつけるべきだろう!」
「ナレーションと台詞合わせろ!」
「黒も捨てがたいがここはやはり女の子。白いレースにリボンも付けて…」
「リボンもってこっちくるんじゃない!」
「くっ、これもおばあさんの根回しなのか? コレだから赤頭巾が女の子らしくしてくれない…っ!」
「スカート姿でおるのにこの扱い!?」



お母さんとおばあちゃんは姑嫁関係のせいか、好みが食い違っていました。
シンプルイズベストなおばあちゃんと華やかさが一番のお母さん
――赤頭巾は、毎日そのことで頭を悩ませていました。



「めんどくさいのう本当に!」
「そんなわけで毒…いや、パンとワインを持っていってくれ。きっとおばあさんも元気になるはずだ」
「今毒って言った!?」
「何、ただのポイズンクッキングだ」
「隠す気すらないのか!?」
「うるさい」



べちゃあ、と音がしたと思うと赤頭巾は生クリームだらけになっていました。
なんとお母さんが赤頭巾にパイを投げつけたのでした。



「なにするんじゃ!」
「可愛い女の子が来なかっただけでも酷いのに、嫌々我慢してやったコーディネートを拒まれた俺の気持ちが
――お前にはわかるか?!」
「わしの扱い酷すぎるだろ」
「そんな悪い子は道草をして狼に食べられちゃいなさい」
「何そのお母さん格言」



こうして、涙の別れをした赤頭巾は、おつかいを達成するために病気のおばあさんの元へ向かうのであった。
赤頭巾の旅は続く。



「打ち切りの予感がするモノローグじゃなおい」



途中で製作を諦めないようにするために、必死自分を文中で励ましている。
そのことを赤頭巾はこの時まだしらなかった――。



裏事情ひどいの本当に。 とゆうか語り部辛いじゃろこの台本」






「ひ?」



ひとりでできるもん!



「ポマトかお前」



ち、ちがう……と思う?



そこは自信持て。 語り部やってないで赤頭巾やっとくれよ…」



で、でも、私は語り部やってるし…
≪ガガガッ(ノイズ)≫
ポマトのお嬢ちゃん。やっぱり読めない漢字が多いようだし、いちいち教えるよりあっしが代わった方がよくないかい?
∑うぅ…。



「ひとりでできとらんわ」 





+ + +




赤頭巾は森を歩いていきました。



「ナレーション代わると違和感満載じゃのう」


すると草むらからガザゴソっと……。



「お。狼かの?」

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「がおー」
「……クマじゃないかこれ?



なんと桃色のクマが飛び出してきました。



「やっと僕の出番だね! この時を待っていたよ!」
「元気じゃのうおじぎ草」
「本当はもっと早く力を解放したかったんだけど、このきぐるみで封印されて僕は出てくることができなかったんだ!」
「じゃあ脱げ」



ちなみにこのシーンでクマの出番は終りだねぇ。



「∑な」
「おつかれさん」
「……し、仕方ないね! 僕の力はそれだけ強すぎたんだから」
「はいはい」
「(;д;)」
「∑泣くな泣くな!」



そして、クマさんは赤頭巾に手を差し出しました。


「はい」
「わー白い貝殻の小さなイヤリング☆」
「落し物だよ☆」
「あら、クマさんありがとう☆ お礼に歌いましょ♪」

「「ららら らんらんらんらんらーん ららら らんらんらんらんらーん♪」」 


「………話が違うわ!!」



ノリノリじゃないかい。




+  +  +




「今度こそ狼だして欲しいもんじゃ」



努力はしようかな。



「努力せんと出てこんのか」



物陰からがさっと出てくるものがありました。
狼です。

kasa_003_04

「がおー」
「ここでポマトかい」
「や、やればできるもん!」
「もっとがんばれ」


狼は草むらから出てきて、赤頭巾ちゃんにあいさつをしました。



「やればできるもん!」
「∑これが挨拶!?」



赤頭巾ちゃんは狼におばあさんのお見舞いにいくことを話しました。



「そんなわけで、わしは急ぐから」
「あ。まってひょろぴん!」
「誰じゃそのあだ名広めたの」
「ほら、おばあさんにお花持っていってあげよう?」
「その手には乗らんぞ。悪いがわしは普通におばあさんの家にいくからな」



大人げないねぇ…



「そう思うならお前がやれ」



さすがにあっしがやるのは厳しいねぇ。
年長者としてはやっちゃいけないことだよ。



「じゃあわしは何なんじゃ(ぶつぶつ)」
「年長者ならノリノリでやってもいいと思うよ?」



……え?



「そうじゃな。よく考えれば最初やろうとしておったし」
「でも、もともとひょろりんにやらせようとしてたよ?」
「なんじゃ、わしが朝顔を気の毒に思って代わってやったのにそうやって人の良心に漬け込もうと思っとったのか…これだから若いもんは」



いや、あっしはもう若くないからね。一応。



「一昔前ならともかく、今はまだ若いじゃろ30代」
「大人は怖い…」
「そうじゃよ。大人はいつだって汚いんじゃ…」



……なんだろうねこの茶番劇。



「ちなみにこれ見とるじゃろ」



誰が?



「ふーとひまわり」



≪ガタッ(ノイズ)≫
ちょっと出てくる。
え?朝顔くん?
あとは頼んだよ。
ちょ…

≪ガガガガッ≫


地球の運命はこの僕に任された!



「語り部代わり過ぎじゃろ」 


今回の配役。
・赤頭巾:瓢箪くん
・お母さん:仙人掌さん
・狼:ポマトちゃん
・クマ:おじぎ草君
・語り部:
ポマトちゃん
朝顔さん
おじぎ草くん




イラストの配役は何処へ行ったwwwwポマトちゃん可愛い((w´ω`w))
まさか過ぎる展開に腹筋が崩壊しました。つづきが楽しみすぎるwww

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